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大阪市 中央区 本町 にじいろ鍼灸整骨院です
甘い食品の摂取とイライラの関係性
甘い食べ物などの糖質は一時的にセロトニンが増えてリラックス状態になります。
ただ、この作用はあくまで一時的なものであり
すぐに元の状態に戻ります。また、甘い食品の摂取を繰り返すことによって
脳内にセロトニンが分泌されにくくなります。
糖質の摂取は血糖値を急上昇させます。
血糖値が急に上がると、反動で血糖値が通常より下がりすぎてしまいます。
このとき、身体は「アドレナリン」を放出して血糖値を上げようとします。
アドレナリンは、身体を緊張状態にして攻撃的な精神状態にする物質です。
そのため、アドレナリンが放出されるとイライラなどの症状が起こりやすくなります。
このような症状が起こると、イライラを抑えるためにさらに甘いものが食べたくなります。
再び甘いものを摂取すると、結果としてアドレナリンが放出されることになり
またイライラしてしまうのです。
プロゲステロンには血糖値の過剰な低下を起こしやすくする作用もあります。
血糖値が下がり過ぎると、血糖値を上げるためにアドレナリンが放出されます。
月経前には甘いものが食べたくなったりイライラしやすいです。
ただ、月経前に甘い食品などの糖質を過剰に摂取すると
PMSによるイライラなどの精神症状が悪化しやすくなり
さらに甘いものが食べたくなるという悪循環が生まれます。
これを防ぐためには、甘いものの摂取をなるべく控えて
規則正しい生活を送ることが大切です。ただ、月経前に食欲が増加するのは生理的なものなので、抑えることが困難です。
また、いきなり完全に甘いものなどの糖質を制限すると、逆効果になることがあります。そのため、間食や糖質の摂取を完全に制限するのではなく、食べ方を工夫することがおすすめです。
食事を摂るときは、白飯やパンなどの前に野菜や汁物を食べるようにすると、血糖値の急上昇を防いでイライラが起こりにくくなります。
また、間食をナッツなどに置き換えると、血糖値の急上昇を抑えるとともに身体に不足しがちな栄養素を補給することができます。甘い食品の摂取は特別なときだけに控えて、これまでに述べたようなことを理解した上で行うことが大切です。
また、適度な運動や規則正しい生活は、セロトニンの分泌を促してイライラを起こりにくくします。そのため、月経前にイライラなどが起こりやすい人は、生活習慣を総合的に見直してみることをおすすめします。
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